イーストロンドン出身のOFFAIAHは2010年よりMichael Woodsとしてプログレッシブ/エレクトロハウスのプロデューサーとして活躍していたが、2016年よりOFFAIAH名義でオールラウンドのハウスミュージックアーティストとして再始動することとなった。2016年最大のダンスレコードといっても過言ではないデビュー作「Trouble」から、翌年に「Run」と「Run This Town」を続けて発表し、全世界をOFFAIAH節の虜とし、劇的な復活を遂げる。 2018年には自身のレーベル、AllFireをたちあげ、そのファーストトラックの「Private Show」はまさに現代のFelix Da Housecatの名曲「Silver Screen (Shower Scene)」と称された。2017年ヘリコプター事故という悲劇に巻き込まれながらも、その後奇跡的に回復したOFFAIAHは、2018年に「Work It Out」をDefected Recordsからリリースし、完全にシーンへの復帰を果たす。2019年にはCalvin Harris / Sam Smith、Jack Back、Deadmau5のリミックスを立て続けに発表し、現在の最新楽曲「Love Me」は盟友Sonny Foderaのレーベル、Solotokoからリリース。今回OFFAIAHとして初来日を果たす不死鳥の姿を絶対に見逃してはいけない。
Archives for the Date March 13th, 2020
Solardo
Friday, 13 March 2020
現代のアンダーグラウンドのキングとも広く評されるイギリス・マンチェスターのデュオ、Solardo/ソラルド(James Eliot と Mark Richards/MRK1)は、昨今絶大な人気を博し続けているアーティストだ。彼らはDJとしてだけではなく、レーベル(Sola Records)のオーナーでもあり、革新的なマインドのプロデューサーとしてもその奥深い才能を発揮しつつ活躍している。 いわずと知れたJamie Jonesと Lee Foss. のレーベルHot Creationsから「Tribesmen」をリリースして(2016)、ビートポートナンバー1を獲得し、RuffneckがJomandaのJoanne Thomas (=Yavahn)をフィーチャーした‘90年代ハウスの名曲「Everybody Be Somebody」を大胆にエディットした「Be Somebody」で、全世界のダンスフロアを揺るがすこととなった。 その後も、Duke Dumont、Gorgon City、MK、Nicole Moudaber、Carl Cox、David Guetta、そしてBlack Coffeeなど錚々たるアーティスト達のトラックをリミックスしてきた。 Toolroom Records、Lee FossのRepopulate Mars、Green VelvetのRelief Recordsでリリースを重ねた後にTech-House界のアイコニックなレーベルになる自身のレーベルSola Recordsを立ちあげ、現在ではシーンでもっとも重要な存在として君臨している。更にグラミーにノミネートアーティストでもあるCamelPhatと共同発表したトラック、「Accelerator」も瞬足でヒットとなる。2018年にEDC Japanで初来日し、その圧巻なプレイで日本デビューを華々しく飾った。その後リリースしたEli Brownとの楽曲、「XTC」も売れに売れることとなった。Solardoの手掛ける楽曲はどれもTech-House界でビッグナンバーになる。彼らこそが、現在のハウスシーンのトレンドメイカーであること言っても過言ではない。ウルトラミュージックと契約を結び、アメリカをはじめとする世界でのファンベースを更に拡大しようとする前夜、本邦初となる単独公演が実現する。