Paris & Simo
1月14日 Tuesday 2014
未だかつてないスピードで、グローバルに躍進を続ける現在のエレクトロニック・ミュージックのシーン。多くの新しいジェネレーションのプロデューサーやDJたちの中でも、とりわけ注目されているのが、このParis & Simoの二人である。カナダ、モントリオール出身の22歳の若きプロデューサーの二人は、2010年のデビュー以降、ヒットに次ぐヒットを量産し、スタジオワークのクオリティとその秀逸さも同世代の中では群を抜いている。名実ともに現在世界ナンバーワンDJであるHardwellは自身のレーベルRevealed Recordingsより、彼らのトラック「Monk」をリリースし、あのTiestoは自身のトラック「Work Hard Play Hard」のリミキサーにParis & Simoの二人に白羽の矢を立てたのである。さらにはBob SinclairやMax Vangeliの手厚いサポートも受けるなど、この若き才能を取り巻く環境はすでにすっかり整っている。DJとしてもすでにDirty South, Sebastian Ingrosso, Sander Van Doorn, Nicky Romero, Chris Lakeらと大舞台を共有し、世界中を忙しく飛び回る日々である。2011年には地元モントリオールで、Deadmau5 と Skrillex というシーンの2トップと共演し、6000人の地元のファンたちの前でその実力を余すところなく発揮した。Electric Daisy Carnival のタレント発掘プログラムでは、プロモーターにより次世代の最も注目に当たる新人として認定され、およそ35万人が延べで参加する、本フェスティバルへの出演をいとも簡単に手にしたのである。Paris & SimoはまさにEDMの将来を担う存在であり、ハウス・ミュージックをネクストレベルに進化させる事のできる数少ない才能なのである。