Justin Robertson
4月22日 Friday 2011
Justin robertson -Tigersushi promo mix-August 2011 by justinrobertson/deadstock
○ジャスティン・ロバートソン aka THE DEADSTOCK 33S
UKダンスミュ−ジックのル−ツ、マンチェスタ−のクラブHACIENDA(ハシエンダ)レジデントDJ。DJとして、プロデュ−サ−として、そして時にはポップ・スタ−としての顔も持つジャスティンのプロフィ−ルをすべて記すのはそう簡単な作業ではない…
時代は遡り’90年、HACIENDAクロ−ズの後マンチェスタ−のバレアリック・サンデイ・クラブ、SPICEを自らオ−プン、さらにクラブSHOOMのレジデンシ−でのプレイはしばしばアシッド・ハウスの重要な歴史の1ペ−ジとして今でも多くが語られている。このアンダ−グラウンドでの大成功は、若きケミカル・ブラザ−スがよく通い、デヴィット・ホルメスがイングランドで初めてDJをしたイベント、MOST EXCELLENTに継承され、より大きなうねりを作っていくことになる。ここでの彼のタ−ンテ−ブル・スキルは今では伝説として語り継がれている程だ。また、カ−ティス・メイフィ−ルド、ラリ−・レバン、ヒップ・ホップ、ノ−ザン・ソウルなどといった、どちらかといえばホ−ムリスニング用のトラックと少しばかりのお酒をブレンドさせた新しいタイプのバックル−ム・クラブ・イベント、THE REBELLIOUS JUKEBOXは後のHEAVENLYのSUNDAY SOCIAL(レジデントはダスト・ブラザーズ(現ケミカル・ブラザーズ)の原型となったのは有名な話である。
UKのクラブシ−ンのパイオニアとして充分すぎる功績を残したジャスティンは現在もUKのBUGGED OUT! を起点に精力的に活動を続け、メインストリ−ムなダンスミュ−ジックを、リ−ズやマンチェスターなどの小箱ではソウルフルなハウスを、そしてある時にはデイヴ・エンジェルと共にジャ−マン・テクノを、さらには、時にはボートパーティ等のプライベートパーティでやノーザン・ソウルのみの7inch セットや、ポップスのみを選曲するなどあらゆるクラブサウンドを自在に使い分けプレイすることができる数少ないDJの一人だ。そして彼のプレイはニュ−ヨ−クからアルゼンチン、ヨ−ロッパ諸国に至る世界中のクラバ−にその伝説が過去のものではないことを十分に伝えている。
タフでファンキ−なアンダ−グラウンドではあるがアクセスの可能な極上のミックスを絶妙のハウスとテクノのブレンドで表現する「ニュ−スク−ルな巨匠」のもとにはリミックスのオファ−が後を絶たない。マニック・ストリ−ト・プリ−チャ−ズ、ハッピ−・マンデ−ズ、ビョ−ク、ニュ−・オ−ダ−、スウェ−ド、プラシ−ボ・などのリミックスをこれまでにこなしている。依頼したア−ティスト達の名前である。ケミカル・ブラザ−スやファットボーイスリムのリミックスではフロアとスタジアムをつないでいる。