Tim Sweeney

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現在では毎週火曜日の夜10時半になると、ダンスミュージックフリークが、Tim Sweeneyがホストを務めるWNYU FM(NYUが運営するカレッジラジオ)の番組BEATS IN SPACEにチューンするのはごく普通のことになった。
彼がニューヨーク大学で音楽テクノロジーを専攻していた当時から続け、もはや20年近く続くモンスター番組である。WNYU ジャンルにとらわれずダンスできる音楽に焦点を合わせ、ディスコ、ニューウェーヴ、シカゴハウス、ミニマル、クラウトロック、ファンク、ソウルまでを縦横無尽に選曲していく。ダンスミュージックへの飽くなき探求心から、Prosumer,やSeth TroxlerからJuan Maclean、 Doug Leeまで、シーンの中枢にいる重要なアーティストを毎週招き、卒業後も番組を15年以上も続けている。
「毎週テイストをかえるために、いつも出かけていろいろな音楽を探すようになったんだ。最近のリリースや、そうでないもの(デモなど)から、あまり知られていない古い曲までを掘った。様々なジャンルの音楽からベストのものをチョイスしてプレイし、例えば今までディスコやテクノがあまり好きでなかった人にもアピールできるようにした。まだ知られざる、すばらしいサウンドを発見するのをやめられなくなっていった・・・」

番組をホストすることで、スウィーニーはニューヨークの音楽シーンの深層まで入り込んでいった。Double Dee & SteinskiのSteinskiのスタジオから放送をし、彼の幅広いレコードコレクションをすべて吸収すると、LCD SOUNDSYSTEMのジェームス・マーフィー率いるDFA Recordsの一員となり、Radio 4の”Dance to the Underground”にサックスで参加、数々のDFAレーベルショーケースMix CDを担当するようになる。元MO’WAX、初期DFAの中心プロデューサーでもある、盟友Tim GoldsworthyとのDJチームでは世界中をツアーを通じて、クラブDJとしてのスウィーニーの名前も実力も世界中に広がっていった。しかしながら、彼が初心を忘れることはない。火曜日の夜にはティムは必ず、ニューヨークに戻り、番組をつづけるのだ。
2011年には自身のレーベルBeats in SpaceをもLaunchし、今後はA&Rとしても大いに才能を発揮し、2018年現在そのカタログは32を数える。

 

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